どうも。こんにちは。
ケミカルエンジニアのこーしです。
本日は、「公害防止管理者 おすすめ参考書・テキスト」について、ご紹介します。
この記事を読めば、公害防止管理者試験の「一発合格」も夢ではありません!
頑張って勉強していきましょう!
本記事の内容
・公害防止管理者試験の勉強方法
・おすすめ参考書・テキスト
・勉強時間の目安
この記事を書いた人
こーし(@mimikousi)
公害防止管理者試験の勉強法
まず、私の戦歴を紹介します。
年度 | 受験 | 結果 |
2016年 | 大気1種 | ×(1科目落とす) |
2017年 | 大気1種 | ○ |
2018年 | 水質1種 | ×(1科目落とす) |
2019年 | 水質1種 | ○ |
2020年 | ダイオキシン | ○ |
すべて一発合格を狙ったのですが、「大気1種」も「水質1種」も1科目だけ落とすという残念な結果になりました。
ただ、5年間も公害防止管理者試験に挑戦してきたので、勉強方法は確立したと考えています。
それは、問題を解きながら覚えていくスタイルです。
資格勉強のコツは、「過去問を繰り返し解く」ことです。
良質な参考書1冊と過去問題集1冊を繰り返し解きましょう!
- 参考書を通読(例題も含めて)
- 参考書の例題を解く(1回目)
- 過去問を5年分解く(1回目)
- 参考書の例題を解く(2回目)
- 過去問5年分を解く(2回目)
- 過去問2回目で間違ったところのみ解く(3回目)
- 覚えにくい表や図などをノートにまとめる
ここまでやれば、かなりの確率で合格できます。
ちなみに、ノートにまとめる作業は、試験直前で良いです。(1週間前くらいから)
最初からノートにまとめながら勉強する人もいますが、効率が良い勉強法とは言えません。
公害防止の試験内容であれば、読んで理解できないということはないからです。
問題を解きながら、覚えておいた方が良いなと思う箇所にはふせんを貼っておくことをオススメします!
ちなみに私は、大気1種は、「大規模大気特論」を、水質1種は「水質有害物質特論」を落としました。
また「公害総論」や「大気概論」、「水質概論」はギリギリ合格点でした。
つまり、問題数が少ない方が凡ミスが命取りとなり、難易度が高いかもしれません。
注意ポイント
- 「問題数が少ない科目」に足をすくわれてしまうパターンが多い
- 最新データを把握していないと解けない問題がある(環境省HPで確認)
おすすめ参考書・テキスト
公害防止管理者試験の勉強方法としては、大きくわけて2つのやり方があると思います。
2つの方法
方法① 公式テキスト + 過去問題集
方法② 科目別問題集 + 過去問題集
私は、大学受験のときから、問題を解きながら勉強していくスタイルでした。
よって、「方法② 科目別問題集 + 過去問題集」を選択しました。
1万円ほどする公式テキストは、1回も買いませんでした。
公式テキストは買わなくても合格できます。これは断言できます!
ただし、環境関係の責任のある部署で働いているのであれば、公式テキストは買っておいた方が良いと思います。(できれば会社のお金で)
あと、問題集だけだと最新データが反映されていない場合があるので、環境省HPで確認しておきましょう。
大気1種
まず、迷わず買って欲しいのが、過去問題集です。
毎年4〜5月ごろに、最新版が発売されます。
つぎに、科目別の問題集です。
試験問題を作成している「産業環境管理協会」から出ている公式の問題集です。
①公害総論
②大気概論
③大気特論〜⑥大規模大気特論
内容
③大気特論
④ばいじん・粉じん特論
⑤大気有害物質特論
⑥大規模大気特論
2020年8月に、上記4科目をまとめた問題集が発売されました。
産業環境管理協会の出す問題集を買うのが鉄則ですね。
【おまけ】公式テキスト
本格的に仕事で使う方は購入を検討してみてください。1万円くらいします。
こちらは、毎年2月くらいに発売のようですね。
産業環境管理協会が発行する公式テキストは以下のサイトにまとめられていますので、一度チェックしてみてください。
水質1種
まず、迷わず買って欲しいのが、過去問題集です。
毎年4〜5月ごろに、最新版が発売されます。
つぎに、科目別の問題集です。
試験問題を作成している「産業環境管理協会」から出ている公式の問題集です。
①公害総論
②水質概論
③汚水処理特論〜⑤大規模水質特論
内容
③汚水処理特論
④水質有害物質特論
⑤大規模水質特論
2022年7月に、上記3科目をまとめた問題集が発売されました。
産業環境管理協会の出す問題集を買うのが鉄則ですね。
【おまけ】公式テキスト
本格的に仕事で使う方は購入を検討してみてください。1万円くらいします。
こちらは、毎年2月くらいに発売のようですね。
産業環境管理協会が発行する公式テキストは以下のサイトにまとめられていますので、一度チェックしてみてください。
ダイオキシン
まず、迷わず買って欲しいのが、過去問題集です。
毎年4〜5月ごろに、最新版が発売されます。
ダイオキシンは科目別問題集が出版されていません。
オーム社から出ていた問題集がとても良かったのですが、今では売り切れで、中古でしか買えないようです。
中古で入手するか、本屋さんで入手してください。
もし、入手できなければ公式のテキストで勉強するしかないようです。 。
注意ポイント
問題が古いため、「ダイオキシン類概論」の「排出インベントリー」は役に立ちませんでした。
排出インベントリーに関しては、環境省HPで最新版データを確認しておく必要があります。
【おまけ】公式テキスト
こちらは、毎年2月くらいに発売のようですね。
産業環境管理協会が発行する公式テキストは以下のサイトにまとめられていますので、一度チェックしてみてください。
勉強時間の目安
1科目20時間くらいが目安です。
ただし、方法①の公式テキストを使った勉強だと、もう少し時間がかかると思います。
勉強時間の目安 h |
|
大気1種(6科目) | 120 |
水質1種(5科目) | 100 |
ダイオキシン(3科目) | 60 |
ちなみに、合格体験談も書いています。
下記記事には、もう少し詳しく書いているので、良かったら参考にしてみてください。
実際の勉強時間や試験結果(得点)も公開しています!
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公害防止管理者(大気1種)の難易度は?【合格体験談】
続きを見る
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公害防止管理者(水質1種)の難易度は?【合格体験談】
続きを見る
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公害防止管理者(ダイオキシン)の難易度は?【合格体験談】
続きを見る